ゴムクローラーを長持ちさせるために〜メンテナンスのポイント〜

ゴムクローラーを長持ちさせるために〜メンテナンスのポイント〜


ゴムクロワン/パーツマンヤフー店の齋藤です。
ゴムクロマグをご覧いただきありがとうございます。

皆さんはゴムクローラーの状態をいつ確認しましたか?
最適な状態のクローラーをお使いいただくことで安全性や作業効率も上がります!

今回はメンテナンスチェックポイントご紹介したいと思います。
ぜひ参考にしてみてください!

ゴムクローラー交換のタイミング


おもて面(ラグパターン側)、うら側(芯金部分)を確認してください。

ゴムクローラのヒビ割れや傷

小さなヒビ割れはゴムクローラーの中にコードが入っているのですぐに切れるという心配はありませんが大きなヒビ割れや傷はそこから避けてくることもありますので交換が必要です!

ゴムクローラーにヒビ割れが起こる理由に

長時間の装着や使用による経年劣化
高温状態での使用や縁石などに乗り上げ乗り上げた時の接触

が考えられます。
※ゴムクローラーはゴム製ですので、摩耗や損傷は避けられません。
コンバインゴムクローラーであれば畑や田んぼまでは軽トラックで移送するなど、ゴムクローラーをできるだけ使わないように工夫すると良いでしょう!

ラグパターンの摩耗

ゴムクローラーの山(ラグ)のすり減り具合も交換する目安です!
畑の中にはもちろん石なども入っており凸凹の道でもスムーズに走行できるようラグパターンが設定されています。
しかし、長期間の走行で、劣化し摩耗していきます。
ラグが削られていくと走行もしづらくなり作業にも影響が出てきます。

芯金の摩耗と露出

芯金の覆われているゴムがすり減りむき出しになると、走行時にゴムクローラーが外れや切れの原因になります。

ゴムクローラーを長く使うために

適正な張力の設定

ゴムクローラーを張る時に張力が低いと脱輪しやすくなり、逆に張力が高い場合は過度なテンションにより、破断の可能性があります。
目安としては転輪下に遊びが10mm~15mmある状態が適正です。

ゴムクローラーの保管方法

何年も使用するからこそ、適切な場所に保管が必要です!
泥などを綺麗に流し、アイドラーのテンションを緩めて格納する。
直射日光や雨を避けて保管。
※数ヶ月に一度足回り部分を回転しフラットな状態にすると経時劣化を遅らせることができます。

交換はお早めに

ゴムクローラーは消耗品です。
長く大事に使用していてもどうしても劣化してしまいます。
万一の事故を防ぐためにも、5年〜7年を目安にして交換をメーカーでも推奨しています。
使用年数に関係なく、使用頻度が高い場合は、目視で劣化を感じたら交換する事をおススメです!

正しいメンテナンスで機械を大切に!
ぜひ確認してみてください♩

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ゴムクロワン本店

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