籾擦り〜お米が出荷されるまで LIFETIME NATURE&FARMING

籾擦り〜お米が出荷されるまで  LIFETIME NATURE&FARMING

こんにちは。ゴムクロワン/パーツマン サイト更新担当の真壁です。
一般的にお米の収穫=稲刈りをイメージされる方が多いと思いますが、稲刈り後から出荷までの間にも、大事な工程が数多くあることをご存知でしたか?
宮城県石巻市にてお米の生産・パッケージ販売を手がける「LIFETIME NATURE&FARMING」協力のもと、籾擦り〜お米が出荷されるまでの工程を教えて頂きました。

普段何気なく食べているお米。知れば知るほど食卓に並ぶまでの工程が多く、大変奥が深いです。

籾擦り〜お米が出荷されるまで

籾(もみ)の乾燥

田んぼから刈り取ったばかりの「籾」は、水分を含んでおり、放置しておくとカビ発生するため、刈り取り後すぐに乾燥機に入れます。美味しいお米になるための、大事な工程の一つです。

下記写真は乾燥された直後の状態で、硬い籾殻に包まれてます。
籾殻は籾の内容物を外部から保護する役割を担っています。
この状態では市場に出回ることはほぼありませんので、農家さん以外は中々見る機会がない貴重な写真です。

籾殻(もみがら)の取り除き

乾燥が終わると、「籾擦り」の作業です。もみ擦りは、籾から籾殻(もみがら)を取り除いて玄米にする作業の工程となります。また、籾殻が取り除かれた玄米は選別機にかけられ、袋詰めの作業へ移ります。


取り除かれた籾殻は捨てずに有効活用

籾擦りの作業で取り除かれた籾殻を捨てることはありません。
土壌環境向上のため土に戻したり、牛舎の足下に敷かれ使用されたりと余すとこなく有効活用されます。ここ数年、「持続可能」 「サスティナブル」というキーワードを目にしますが、農家さんにとっては昔からそれが当たり前のこと。取材を通して、新たなサスティナビリティを発見しました。

袋詰め作業

選別機にかけられた玄米は、袋詰めの作業となります。収穫してからは上記作業を経て、皆様のお手元に届きます。

精米作業

スーパーで見かける白米は、精米(玄米はぬか層に包まれており、このぬかを除去する作業)された状態のものです。
一般的に精米直後のお米が一番おいしく、時間が経つにつれて味が低下すると言われています。LIFETIMEでは出来るだけ新鮮なお米を食べて頂きたい理由から、ご注文後に精米を行い発送を行っております。※こちらが故で、ご注文頂いてから発送まで2-3日の日数を頂いております。


年季の入った精米機。こちらも現役で稼働しています。
時代が進化してコンパクトで便利な精米機も沢山発売されている中、大事にメンテナンスさえすれば、昔の機械も長く使い続けることが出来る証です。LIFETIMEの手間暇かけてお米を育てる姿勢は稲だけでなく、使う機械全てに対しても同様です。
園主 佐々木氏の実直な生き方そのものが表れている場面でした。

おいしさが長持ちするお米の保管方法とは?

ところで皆さん、お米はどこに保存していますか?スーパーでは常温の場所に置かれているのが一般的ですが、暗く涼しいところに保管するとおいしさが長持ちすることをご存知でしたでしょうか?
湿度の高い場所は避け、一般的に12度~15度の温度が保管に最適と言われています。
密閉性の高い容器にお米を入れ、冷蔵庫に保存するのが最適な環境かと思いますのでぜひ実践してみてください。

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お問い合わせ先(営業時間10:00~18:00 土日祝休業) ゴムクロワン TEL. 022-226-7652


追記
パッケージ名の由来にもなっている、AiちゃんとSoくん。
取材にお伺いすると、いつも暖かく迎えてくれます!LIFETIMEのお米、沢山の人に食べてもらいたいですね!いつもありがとう!

written by : ken makabe

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